インターネットを利用する目的としては情報収集や物品購入は間違いなくTOP3に入るかと思われますが、それ以外にもう一つ挙げるとすれば他のインターネットユーザーとコミュニケーションを図る事だと思います。
ネット上においてコミュニケーションを図るツールとしては掲示板(BBS)やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、口コミサイト、ソーシャルブックマーク、知恵袋、日記などのブログ、スケジュール帳など様々あるかと思いますが、これらを一つにまとめて大きなコミュニティーサイトを作る事も可能です。
上記のようなコミュニティーサイトを構築する場合にオススメなのが、オープンソースとして海外で開発され世界中で幅広く使用されているXoops(ズープス)です。
Xoopsはコミュニティーサイトを作るための本体プログラム(パソコンのOSのようなもの)がまずあり、そこに掲示板やフォーラム、SNSといったものをモジュールとしてインストールすることで、自分の思いのままのコミュニティーサイトを構築することが可能になります。
また各ユーザーをグループに分け、そのグループ毎にアクセス権限や書き込み権限を与えることもできるため、あるコンテンツは会員限定で閲覧・書き込みさせて、残りは一般に公開するとか、会員のみ書き込みでき、閲覧は一般に公開するなどの設定も自由にでき、まるでYahooなどのポータルサイトを運営しているかのような気分を味わうこともできるのです。
Xoopsの構造としてはHTMLページのように1ページ1ページが静的に存在するのではなく、プログラムとデザイン設計(テンプレート)が存在し、それにMySQLなどのデータベースを使ってデータを管理し、必要に応じてデータを呼び出しテンプレートの通りにページを構成するという動的なものです。
このためPHPやデータベースの知識が必要とされるなど、技術的に非常に難しく設計が大変な上に、デザインを修正するためにはテンプレートを修正せねばならず、デザイン両方の深い知識がないと思い通りのホームページにするのは難しいのが難点です。
また膨大な容量のホームページになる可能性が高いため、サーバーの準備はしっかりする必要がありますし、コミュニティという性質上管理もしっかりせねばならず、ランニングコストも高くなることが予想されます。
スタジオモリシはXoopsの設置の知識と経験も豊富にございますので、前もって慎重に計画・立案をし、しっかりとしたホームページの構築・設計を提案させて頂くことが可能です。