大学を卒業してからしばらくは法律の勉強をしていましたが、後にパソコンを使った仕事に興味を持ち、趣味でのホームページ制作を経て、やがてWEB制作業界で仕事をさせて頂くようになりました。
以降は制作からデザイン、SEO まで業界の様々な側面を経験し、幅広い実績を積むと同時に制作全体の流れを十二分に把握することができるまでになっております。
これは「好きこそものの上手なれ」という諺ではありませんが、趣味でホームページ制作を手掛けていた頃から、WEB制作のすべてを自分一人で行ってきた経験が活かされているのではないかとしみじみ感じる次第です。
もっとも一人での制作だけではなく弁護士向けのデータベース構築の案件に携わった時などは、大規模なサイトを分業して制作する際にはお客様だけでなく仕事のパートナーとのきちんとした事前の話し合いや意見の擦り合わせが必要不可欠である事も学びました。
WEB制作の業界に入る前にはいろいろな職種を経験し、苦い思い出や苦労もして参りました。
法律の勉強をしていた頃には、「ローマは一日にしてならず」ではありませんが、何事も辛抱強く忍耐を持ってコツコツ作業を積み重ねていかなければ大きな結果は得られないという事を、データエントリーの業務ではタイピングの入力技術を、データベースのQA・QC業務ではデータの分析能力やタグの知識を、ディレクション業務ではお客様との折衝や企画書の提案など、振り返ってみるとどれも後々の制作業務の大きな礎と自信になっており、人生には無駄な時間など一つもないのだと常々感じております。
WEB制作会社勤務時代にはこんな嬉しい話もありました。当方が制作を担当したとある会社の方から担当営業を通じて、会社のホームページを通して新規の契約が取れたというお言葉を、またある会社からは新規に始めた事業で早速問い合わせがあり注文につながったという感謝のお言葉を頂戴したのです。
この報告を耳にしホームページ制作の仕事というものが人の役に立ち、喜んでもらえるやり甲斐のある仕事であると改めて感じると同時に、これからもより一層お客様に喜んでもらえるようサイト作りに精進して参らねばと堅く心に誓った次第です。