「売れる」ホームページになるためには、重要度の順に下記の4つのポイントがあり、この4つ(少なくともデザインを除く3つ)が揃って初めて客を呼べるサイトになると考えます。
我々人間がホームページを閲覧するにあたって気にすることといえば、操作性も問題になることもありますが、一番はおそらく視覚的効果=デザインだと思います。
しかしホームページをその人間の目に触れさせるためには、GoogleやYahoo! Japanといった大手検索エンジンで検索した際に上位に表示される必要があるのです。
そして近年の検索方法においてはディレクトリ型ではなくキーワード型が主流となっており、そのキーワード検索においてはロボットが各ページを巡回してページの内容を精査し、一定のアルゴリズムに従って価値の高いもの、低いものを選別し順位づけを行っています。
ところがこのロボットのページの見方・処理手順(アルゴリズム)というのは人間の目とはまったく異なったものです。デザイン的にページを見るのではなく、そのページのソースを分析し、HTMLの記述方法やタグの使い方、そのページのテキストやキーワードの比率などをチェックして、どんなジャンルのサイトかを機械的に判断し、価値を決めているのです。
そこでホームページを作る側としてもデザインだけでなく、上位表示のため検索エンジン対策を施すのは絶対に必要なこととなります。そしてこういった検索エンジンに対する最適化やそれに関する技術のことを、一般にSEO(Search Engine Optimization)と呼んでいます。
では実際に検索エンジン最適化されたサイトというのはどういうものでしょうか?
そもそもホームページというのは目的ごとに様々なサイトが存在し、それに合わせて自由に設計・デザイン・制作できるのが魅力の一つでもあります。
しかし建築物やビルなどに建築基準法などのルールが存在するように、ホームページ制作にもルールというのは存在します。ちょうどビジネス文書を書く時にここに見出しタイトルを入れて、ここに日付を入れて…と文書を書くルールがあるのと同じようなものです。
そしてそのルールというものを定めているのがWeb標準化団体であるW3Cで、WEB製作者はこのW3Cの出している仕様書に基づき、HTML4.01またはXHTML1.0で制作を行うことが求められているのです。難しい話は省略させて頂きますが、正しい場所に正しいタグを用いる…などのルールが決められているのです。
W3Cの定めたルールというものは法律のように強制されるものではありませんし、従わないからといって刑罰に処せられるものでもありませんが、正しい文法で記述されたHTML文書は検索エンジンからの評価も高くなると言われています。
検索エンジンはそのサイトやページを評価する場合、そのページが一体どんなテーマについて記述されているものなのか文章(テキスト)を分析します。
そして例えばそのページが「ホームページ」に関するページだと判定された場合、「ホームページ」のキーワードで検索エンジンで検索された場合に関連性の高いページとして検索結果に反映されるようになるのです。
昨今ネットユーザーが目的のページを探す場合は、ほぼキーワード検索が主流となっていることからすれば、目的のキーワードで検索した場合に自分のページが高い順位で検索されることが何よりも重要なのです。
「被リンク」とは自分以外のホームページから自分のホームページに対してリンクを張ってもらっている状態の事で、通常自分のサイトに他のサイトへのリンクを張るということは少なからずそのサイトに関心を持っているはずであることから、検索エンジンはそのサイトに1票を投じたと判断し、人気のバロメータにしているのです。
そのため、WEBサイトにとってこの「被リンク」確保は死活問題となるのですが、
など、的確な被リンク対策のためには、豊富な経験とノウハウが必要になります。
いかに豊富なデータを持つサイトでも、どんなにきれいなデザインのサイトでも、1ページにやたらテキストや画像が多くてページを開く度に時間がかかったり、リンクを探すのに苦労したり、クリックしやすい場所にナビゲーションバーがなかったりと、閲覧していてイライラさせられるとすればユーザーはそのサイトに二度と来たいとは思わないでしょう。
情報やメニューリストがきちんと整理され、使っていて快適、ストレスのないサイト構成というものは実は非常に大事であり、制作する側ももし自分がユーザーとしてそのサイトを訪れた時にどう思うか…という事を常に意識して制作をするよう心がけております。
よくSEO業者に頼んだ場合にありがちなことですが、いかにSEOを施して順位を上げた所で、中身のないサイトにユーザーが関心を持ってくれる訳がありません。
最終的に物を言うのはやはりサイトの内容を充実させること、そしてこれはサイトが立ち上がってからも同様で、頻繁に更新する事こそリピーター獲得の一番の近道です。
ホームページは一度作ったらそれで完成なのではなく、そこからがスタート、本当の勝負が始まるのです。
「美人は3日で飽きる」とも言われますが、そうはいっても優れたデザインセンスは人を感動させるものですし、見ていて決して人を不快にするものではありません。
また効果的に図やイラストを配置したり、ホワイトスペース(余白)を有効に使うことで、文章だけでは理解しにくい内容も分かり易くすることができます。
当事務所ではデザインにもひと工夫凝らし、オリジナリティー溢れるホームページをご提供致しております。